Human-Skills

豊かな生活を手に入れる働き方 ~ ポータブルスキルという知恵&ポイント〔まとめ〕~

アイキャッチ画像:ポータブルスキルまとめ
ポータブルスキルを獲得するには?(疑問)

前回まで3回にわたって「ポータブルスキル」をテーマに記事を綴ってきました。
今回は、そのまとめ記事になります。

要点を簡潔に整理して、ポータブルスキルの重要性とポイントをお届けします。

こんな方に役に立ちます…

  • 職場での活躍と副収入、同時に手に入れたい
  • 自分の将来に漠然とした不安をもっている
  • 働いている会社の将来に不安がある
  • 将来、様々な職種を経験したい

時代の先を読み取ってアクションを起こす

ポータブルスキルに関するデータの関連図

データから読み取れることは…

  • ビジネス界は、「入る」「出る」「中で移動」という、人の動きが激しい時代に突入
  • 業界の垣根を超越した競争が繰り広げられる予想
  • 企業を産業別にくくることができなくなる予想
  • 業種や職種の専門知識・技能だけでなく、その人がどのような仕事の進め方をするのかどのように人と関係を構築していくのかといった点を重視する傾向にあること

このように変化の激しい時代を生き抜くために必要なことは…

  1. 「何を学ぶか」「どのように学ぶか」「学んだことを仕事にどのように活かすか」を明らかにするとともに、「働く」ことと「学ぶ」ことを一体化すること
  2. 他の部署への異動や異業種への出向、副業・兼業など、自ら多くの体験を希望・選択し、「体験総量」をあげること
  3. 「問題処理能力」や「事務処理能力」に加え、仕事への取り組み姿勢や人間関係調整能力等を磨くこと(EQの知識獲得が重要)

獲得すべきスキルは…

  • 他の業種や職種、他の部署でも使えるスキル(ポータブルスキル)
  • 最新の専門的な知識やスキル

とるべきアクションは…

  1. “両立”ではなく、学ことと働くことを“一体化”させること
  2. 汎用性・再現生の高いポータブルスキルを獲得すること
  3. 専門的な知識やスキルを定期的にアップデートすること

詳細を知りたい方は、以下の記事を参照されてください…

ポータブルスキルの概念を知る

ポータブルスキルの概念図

ポータブルスキルは、…

JHR(人材サービス産業協議会 https://j-hr.or.jp/ )が、年齢にとらわれない転職を実現するツール「ミドルマッチフレーム」の中で、「社外でも通用する能力」としてました。

※「ミドルマッチフレーム」とは、JHRが開発したミドル層の転職支援ツールのことです。

ポータブルスキルの概念図

ミドルだからこそ培われている「仕事のし方」や「人との関わり方」といったポータブルな能力を可視化し、適切に評価することによって、異なる産業・職業への転職を支援する

という目的で開発されました。

この目的を現職の立場からとらえなおすと…

不確実性が増す中、早い段階からポータブルスキルを意識して働くことが将来の保険になるということ

つまり、ポータブルスキルを意識して働くことは、自身のリスク管理を行うことと同義

そこで、必要な知識は…

  • ポータブルスキルは、ビジネスパーソンにとって、生涯活躍し続けるための資質・能力であり、その認識をもって自身の働き方を顧みたり展望したりする必要がある、ということ

ポータブルスキル:「仕事のし方」を獲得する

ポータブルスキルの「仕事のし方」関連図

どんな能力が必要とされるか…

  1. 課題を明らかにする能力
  2. 計画を立てる能力
  3. 実行する能力

❶課題を明らかにする能力

内容は…

  • 取り組むべき課題やテーマを設定するために行う情報収集やその分析のし方
  • 事業、商品、組織、仕事の進め方などの取り組むべき課題の設定のし方

獲得するために必要なことは…

  • 個人で課題を明確にし、課題解決の見通しを立てるなどの経験値を上げること
  • 自社の利益向上や業績の回復などを目指して、「何をすべきか」をフレームワーク・図解化によって明確にできるスキルを磨くこと

❷計画を立てる能力

内容は…

  • 担当業務や課題を遂行するための具体的な計画の立て方

獲得するために必要なことは…

  • 積極的にプロジェクトに関わり、「どのように進めるべきか」を、自身で描き、実際に調整にあたるなどの経験値を上げること

❸実行する能力

内容は…

  • スケジュール管理や各種調整、業務を進めるうえでの障害の排除や高いプレッシャーの乗り越え方
  • 予期せぬ状況への対応や責任の取り方

獲得するために必要なことは…

  • マネジメントの全体像(構図)を描き、大局的な見地から適切に判断・対処する経験値を上げること
  • コンティンジェンシープラン等の策定に関わる経験やアクションをとおして、予期せぬ状況への対応力が磨くこと

詳細を知りたい方は、以下の記事を参照されてください…

ポータブルスキル:「人との関わり方」を獲得する

ポータブルスキルの「人との関わり方」関連図
  1. ヒアリング能力
  2. 説得・交渉のスキル・提案のスキル
  3. リーダーシップ・人材育成・評価のスキル

❶ヒアリング能力

ヒアリング能力は…

社内・社外・上司・部下のすべての対象に対して、必要不可欠な能力

獲得するために必要なことは…

  • ヒアリング能力に関わる体験総量を増やすとともに、リフレクション(ふり返り)を行い、ナレッジを蓄積する

❷説得・交渉のスキル・提案のスキル

説得・交渉のスキルとは…

「なぜすべきか」について、相手が納得し、行動(決断)へと導く技術

また、提案のスキルとは…

顧客に自社の商品やサービスを提案するときや、社内で自身の企画を提案するときに、提案内容の優位性について、相手に理解を得る技術

獲得するために必要なことは…

  • 説得・交渉・提案に関わる体験総量の蓄積とともに、ポータブルスキルの観点から必要な社内ナレッジを吸収する

❸リーダーシップ・人材育成・評価のスキル(リーダーシップを例に…)

リーダーシップとは…

「リスクをとって新しく何かを始めようとする」「率先して現状を変えようと動く」マインドセット(思考パターン)

獲得するために必要なことは…

  • 能力・目的に応じて、対象者を複数設定し、観察や質問をとおして、仕事の進め方や人材育成、社内・社外での人との接し方等について、モデリングを行う

ポータブルスキルを副業に紐づけて、生活をうるおす

企業が副業を解禁する意図と、社員が副業を始める理由

「獲得するために必要なこと」の中に、くり返し「体験」「経験値」という言葉が出てきます。
この「体験」「経験値」を、企業から与えられるのを待つだけでは、あなたの求める必要十分なポータブルスキルの獲得は困難です。

実は、企業の「副業解禁」は、社員の経験値の向上をねらっているのです。
自社だけでは、キャリアチャンスを十分に与えられない、という理由です。
さらには、人材の流出を防ぐために、(転職ではなく)副業でとどめておく、という意図もあります。

このような環境が生まれたことを享受し、自身の生活の豊かさに結びつけてアクションを起こすことが、賢い選択と言えます。

すぐに副業を始めたい、という方は、以下の記事をご参照ください…

スポンサーリンク