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ブランク(離職期間)の不安を乗り越えて再就職!:就活を成功へと導く3つの行動とは?

アイキャッチ画像:ブランク(離職期間)を乗り越えて再就職
再就職への一歩を踏み出せずに悩む女性のイラスト/「ブランク(離職期間)の不安を乗り越えて再就職!:就活を成功へと導く3つの行動とは?」の記事中資料

介護や出産・子育てなどの理由で離職された方に対し、再び仕事に就き活躍してほしいという期待が高まっています。
その「期待」を押し上げているのが、アフター・コロナの加速であり、それにともなう経済活動の再開・活性化です。
人材不足も慢性化している。

今が再就職の好機…

しかし、ブランクがあり再就職の一歩が踏み出せない、不安が先立つ…。
そんな悩みを抱えている方に向けて、ブランクを乗り越えて再就職を果たす…

アドバイザー

具体的な行動を紹介

こんな方に役に立ちます

  • ブランクがあり、仕事をこなせるか不安で、行動に移せない
  • 仕事と家庭を両立できるか不安で、行動に踏み出せない
  • 希望する職種で再び生き生きと働けるようになりたい

「働き続けたい」仕事に到達する3つの行動

採用条件等をリサーチすると…
まだまだ再就職の「壁」は高いと感じる人も多いと思います。
確かに採用条件など企業側が設けた「壁」はあります。

しかし、「高い壁」と感じる原因の多くは、仕事に対する自信をもてないという自身の側にあります。
とくにブランクがある場合、再就職後のことを想像し、不安が先立って行動を起こせないというケースが多い…

つまり、まず目を向けるべきは…

  • 「やっていけそうだ」という見通しをもつ
  • 仕事に対する自信をとりもどす

 …の2点です。

では、どのような行動を起こせば、前向きな気持ちになれるのか

次の3つの行動がカギになります…

次の項から順に、

  1. トライアル期間を設ける
  2. ロールモデルを見つける
  3. ビジョンを描くを解説します。

トライアル期間を設ける:今の時点でできる仕事や興味のある仕事を試す

トライアル期間とは…

その時その時にできる仕事を試しながら仕事に対する自信を取りもどす期間のこと

ブランクが短く(3か月未満を目安)、直近の実務経験や資格等がある場合は、「試し」の期間は必要ありません。
情報収集を含め、しっかりと準備をして再就職の活動をすぐに始めるべきです。

しかし、子育てや介護、疾病等様々な事情により、1年以上のブランクがある場合…
働く場所を柔軟に選択することが必要です。

※ 再就職に対する公的な支援制度もあります。
参考のために紹介しておきます…

雇用保険の失業等給付の就職促進給付のうち「就業促進手当」として、「再就職手当」、「就業促進定着手当」、「就業手当」などの公的支援を受けられます。
条件等がありますので詳細を、以下の『ハローワークインターネットサービス』でリサーチしてください。https://www.hellowork.mhlw.go.jp/insurance/insurance_stepup.html


以下に示すのは、リクルートワークス研究所「ブランクのある女性のキャリア3千人調査」の結果です。引用元:『Works Review 「働く」の論点2019』
https://www.works-i.com/research/works-review/item/worksreview2019.pdf

棒グラフが示す数値はオッズ比で、「1」を上回る場合は、比較対象として示した状況よりも離職の確率が高まることを示す。比較対象を就業時間が週20時間未満としている。

再就職時の週就業時間が30時間以上の場合、比較対象である20時間未満の場合よりも、離職率が高まっていることがわかります。

つまり、再就業の初期の時点で、働く時間が長くなり、仕事と家庭の両立にストレスや負担を感じやすい場合、再び離職しやすくなっているのです。

以上のことからも、トライアル期間を設けて、自身の抱える負担と両立できる範囲を試しながら再就職に近づこう、という選択をおススメします。

まずは、両立できる範囲で無理なく始める、という行動です。

「無理なく始める行動」を3つ紹介します…

1 短時間正社員制度のある職場を選択して、前職のキャリアを活かす

これまでのキャリアを活かして、前職と同じ業種で活躍したい、という方は短時間正社員制度のある職場を選択しましょう。

短時間正社員制度とは…

業務時間を短く設定できる働き方で、正社員として雇用される制度

パートは有期労働契約であるのに対して、短時間正社員は無期労働契約なので安定して働くことができます。

育児や介護、病気療養などの事由を問いません。
フルタイムへの復帰もできる…

近年多くの企業が短時間正社員制度を取り入れています。

短時間正社員制度を選択するメリットは…

  • 前職のキャリアを活かせる業種を選べば、持ち前のスキルを発揮でき、不安を軽減できる。
  • 仕事と自身が抱える負担とのバランスがとりやすくなる。
  • 正社員なので、将来の生活設計に見通しが立つ。
  • フルタイムへの変更が可能。
  • 余暇をプライベートの充実、資格取得などに活用できる。

社会保険の適用範囲拡大で、一定の条件を満たせば健康保険・厚生年金保険の適用対象になります。また、適用条件に満たない場合も保険料減額措置がありますので、併せて再就職前に確認してください。

昨今、転職重視のサービスが多いのですが…

doda(デューダ)」は、転職を主にしながら、職種・勤務地・働き方などで検索しやすいので紹介しておきます。
会員登録して、キーワード「短時間正社員」を含む、で求人検索をするとヒットします。

また、「doda(デューダ)」のホームページに、短時間正社員制度の詳細が掲載されているので、以下に紹介しておきます。
同ページから「短時間正社員制度を導入している求人」を探すこともできます。

記事タイトル『短時間正社員制度を利用して仕事の負担を少しでも軽減しよう』
https://doda.jp/woman/guide/seido/030.html

doda(デューダ)ホームページより

2 自身の状況に応じて、在宅で業務委託という選択もあり

再就職に至る最初の一歩を、1日1~2時間の在宅の業務委託というかたちで踏み出す、という選択肢もあります。

現在は、クラウドソーシングサービスを利用することによって、誰でも気軽に在宅ワークができるようになりました。

利用のメリットは、自分で比較検討しながら「選べる」という点です。
つまり、無理のない案件を選択することにより、最初の一歩を踏み出しやすくなる、というよさがあります。

無料登録を利用して、求められる仕事のクオリティを含めてどんな案件が、どのような対価で取引されているか、のぞいてみてください。イメージがつかめます。

公式サイト:クラウドワークス

以下の記事で、「クラウドワークス」を取りあげて解説しています…
必要に応じて、ご参照ください。

Webライターを例にとると、PCさえあれば仕事への一歩が踏み出せます。
在宅ワークの入り口としては、一番のおススメ

参考動画を紹介…

おススメの参考書籍も紹介しておきます…

無理のないところから徐々に仕事の範囲を広げる過程で、新たな希望が生まれ、当初の目標も変化します。

変化をネガティブにとらえず、しなやかに選択の幅を広げていきましょう。

3 インプット量や就活情報を増やして、次のフェーズに備える

時間的余裕が生まれ、もっとチャレンジしてみようという気持ちが芽生えたら、

  • 資格取得に関わる講座を受ける
  • セミナーに参加して就活情報を得る

 …などインプットの量を増やします。

このすき間時間の努力が、次のフェーズ(段階)の飛躍につながります…

資格については、すき間時間に学べるサービスを利用すれば、現状に合わせて取得が可能です。
手軽にスマホで講座を受けられたり、受講卒業するだけで資格を取得できたりするなど、利用者ファーストのサービスが提供されています。

低価格や便利さで利用者の多いサービスを3つ紹介しておきます。
ニーズに応じて選ぶとよいと思います。

資格取得については、以下の記事でも解説しています。必要に応じてご参照ください…


就活情報の収集も重要です。

就活に関する疑問や考え方を直接聞きたい人は、セミナーなど対面の場に参加すると、有益な情報が得られます。

自治体やハローワーク主催の「再就職支援セミナー」「就職支援セミナー」が各地で開催されています。

基本的に参加費無料なので、おススメです。
定員に達すると受付終了になりますので、開催情報を早めに入手しましょう。

「再就職支援セミナー」「就職支援セミナー」で検索するとすぐヒットします。

労働市場の状況や求人活動の方法、面接のロールプレイやアドバイス、履歴書の書き方など幅広く、総合的に学ぶ機会を得られるので、一度検索してみてください。
オンラインセミナーも開催されています。

ロールモデルを見つける:同じ境遇にある人の成功例に学ぶ

手ざわり感のある情報は、ロールモデル(お手本にしたい人)との出会いをとおして得られます。

対面の出会いにこだわらず、X(旧Twitter)やブログ、YouTubeなど様々なネットワークサービスを活用するなど、自分にとってハードルの低い出会いを求めるとよいと思います。

ただし、アトランダムに出会いを求めるのではなく、以下の3つの観点で見つけます。

コミュニティの活用も、ロールモデルと出会う方法の一つです。
以下の記事で、コミュニティとの出会い方について解説しています。ご参照ください…

ビジョンを描く:自分の次のフェーズ(段階)を思い描く

よく「5年後、10年後を思い描け」と言われますが、再就職の場合は、「年数・期限」ではなく、あくまで自分の次のフェーズ(段階)という「手の届く距離感」で近未来を思い描くことが大切です。

一旦仕事を始めると、そこで新たな「希望」を見出したり、よき「人」「縁」「機会」との出会いがあったりします。

「5年後、10年後、自分はこうなる」とわき目もふらず進み続けると、チャンスを広げる「人」「縁」「機会」が視野に入らなくなります。

また、「5年後、10年後、自分はこうなる」という目標にこだわると、成功か挫折かの2択の未来しかありません。

ゴールは再就職ではなく、再就職した先で生き生きと働き続けること。

最初の再就職先で満足できる仕事に出会えなかった場合は、学び直しや資格取得などインプットを増やしたり、新たなロールモデルをもとに情報収集をしたりするなどして、次のフェーズを探りましょう。

常に、次のフェーズを目標にすることで、あなたの中に「折れないしなやかさ」が生まれます。

それでも不安が先立ち、なかなか一歩が踏み出させない方は…
以下の記事で「不安解消のスキル」を紹介提案しています。ご参照ください…

業種によってブランクが不利になるケースの対処法

専門的な知識や技能が求められる仕事については、ブランクが再就職に不利になるケースがあります。たとえば…


最新技術や実務経験を求められるIT業界の場合、ブランクがマイナスに働く場合がある。

長いブランクがあると、採用担当者が「直近のITトレンドについていけないのではないか」「業務に対する感覚を失っているのではないか」と警戒するからです。

※ リカバリー研修など、就業定着支援がない会社も同様。

念頭に置くべきことは…

業界によってブランクが再就職にどう影響するかが違う、ということ

ブランクの長さや職種により、一旦はキャリアダウンしても業界に復帰し、その後の転職でキャリアアップを目指すなど、当初から2段階を念頭に置くのも一案です。

ここでは…
最短の再就職を目指す場合は、より客観的・専門的な意見、手ざわり感のある情報を与えてくれる人に相談する機会を、自ら求める行動が必要

その業界に精通した専門家から求人市場の相場観や重視されるスキルなどの情報を得て、その対処についてアドバイスをもらうことで、ムダなく準備ができます。

「特定の専門分野に精通する人」への接点は、キャリアカウンセリングを利用して見つける方法が一番近道。

キャリアカウンセリングの利用については、無料・有料の2つから選択できます。

「有料」「無料」のサービスの紹介については、以下の記事に掲載しています。
時間があるときにご参照ください…

キャリアカウンセリングを利用する際のポイントは…

あなたが目指す業界に精通したアドバイザー(コーチ)が、サービスを提供する側に在籍しているか否か

一般的なキャリア相談では、あなたのニーズを満たすことはできません。
コーチに関する情報を確認できるサービスを利用することが大切。

また、実際の相談前に、相談内容についてやりとりできる方法を設けているサービスを利用すれば、ピンポイントで有益な情報やアドバイスを受け取ることができます。

以上の要件を満す相談サービスとして紹介できるのは『coachee』(コーチ―)です。
詳細は、以下の記事にまとめていますので、ご参照ください…

再就職は「お試し期間」の設定がカギ

アイキャッチ画像:再就職は「お試し期間」の設定がカギになります。/「ブランク(離職期間)の不安を乗り越えて再就職!:就活を成功へと導く3つの行動とは?」の記事中資料

今回のテーマで、多くのスペースを割いたのは「トライアル期間を設ける:今の時点でできる仕事や興味のある仕事を試す」の項でした。

理由は、自身が抱えている負担と仕事とのバランスを「はかる」期間をもうけなかったために、再就職後に再び離職というケースが多いからです。

リクルートワークス研究所の主任研究員、大嶋寧子氏によると…

(女性の再就職の問題の)2つめは、再就職した後にふたたび離職する女性が少なくないことです。2018年に、3年以上仕事を離れた後、再就職した経験のある女性を対象とするアンケート調査を行いました。これによると、再就職した女性の約3割は、再び仕事を離れていました。なかでも再就職の最初の仕事で働く時間が長かった場合など、仕事と家庭の両立を難しいと感じやすい時に、女性が再び仕事を離れやすい傾向がありました。

https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/367921.html
NHK解説委員室「これからの女性の再就職支援」(視点・論点)より

経済的な事情もあると思いますが、まずは「状況に応じて『お試し期間』を設ける」ことをおススメします。

「お試し期間」中に、新たな希望を抱いたり、ロールモデル、良縁と出会ったりします。
それらの偶然を活かせば…

アドバイザー

予期しなかったキャリアが
目の前に広がる!

よき偶然を活かして、ブランクを乗り越えてほしいと願っています。

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