Part1・2と項目別に解説してきましたが、一連の流れが見えにくかったと思います。
そこで今回は、説得に至までの過程を実践例を示しながら解説。
本テーマは、以下の構成で書き進めてきました。
- 説得を成功に導く準備
- Step1 信用の構築
- Step2 戦略の策定
- Step3 論拠の選択
- Step4 感情に訴えるアプローチ
Part1は、この中の ❶ 説得を成功に導く準備 ❷ 信用の構築 を記事にしました。
Part2は、❸ 戦略の策定 ❹ 論拠の選択 ➎ 感情に訴えるアプローチを記事にしています。
詳しくは、以下を参照してください。
本記事は、これらPart1・Part2のまとめ記事になります。
実践例を中心に整理しました。
こんな方に役立ちます。
- 説得の技術を知りたい
- 営業・企画など交渉場面の多い部署に配属された
- キャリアップの意識をもっている
- 同僚に差をつけたい
説得の準備:多面・多角的に検討し、主張を明確にする
A社員を例に主張を明確にするまでの流れを例示します。
現状認識が甘いと、事前に接触する意思決定者から不信感をもたれます。
フレームワークを使って、不足する観点はないか、多面的・多角的に検討を進めてください。
意思決定者の意見や関心事、考え方に関する情報を収集して柔軟に主張を見直していきます。
タスクの段取りについては、以下の記事が参考になります。
必要に応じて、ご参照ください。
フレームワークを使って「説得」の材料を整理する
主張が固まったら、説得を支えるデータを収集・精査し、説得に向けて説明の流れを構成します。
ここでも、例示にあるSWOT分析などフレームワークによる整理が有効です。フレームワークを使うと、説得のためにどんな材料が必要か、明らかになります。
説明の構成が決まったら、シミュレーションをして、聞き手の立場から修正を加えていきます。
その際、他に協力を願い、あなたの説明(説得)の進め方について意見をもらってください。貴重なヒントをいただけます。
実際の説明の仕方については、以下の記事が参考になります。ご参照ください。
汗をかいただけ、キャリアは大きく前進する
説得が成功し、実際にプロジェクトが進行して目標値をクリアした。
さらに、準備の過程で、新たな知識や人脈を得ることができた…
それらは、あなたの実績や資源となって蓄積されます。
汗をかいただけ、あなたのキャリアは大きく前進する。
ひるむことなく「説得」に挑戦してほしいと願っています。
関連書籍を紹介します。
忙しいあなたも、耳は意外とヒマしてます。
時間がない人におススメなのは audiobook!
ビジネスパーソンの主流は、耳読書。
読書効率がグンと上がります…
将来必要な生活資金を見とおして…
キャリアアップとともに副業にも関心がある、という新入社員の方のために、
以下の記事を書きました。必要に応じてご活用ください…